「30代になると、妊娠率は下がるの?」「自然妊娠はまだ間に合う?」と不安を感じる方もいるでしょう。
先に結論を述べると、30代前半と後半で妊娠率には違いがあり、年齢を重ねるにつれて妊活期間が長引くケースも多くなってきます。
しかし、生活習慣やタイミングの取り方を見直すことで、妊娠しやすい体づくりを目指すことは可能です。
この記事では、30代の妊娠率や排卵日の妊娠確率、妊娠率を上げる方法まで解説します。
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葉酸は妊娠初期に起こる神経管閉鎖障害(神経管が正しく形成されず、脳や脊髄に障害が生じること)と深く関係していることから、厚生労働省も、妊活中から意識して摂るよう勧めています。
しかし、葉酸は体内で十分な量に整うまでに約1ヶ月ほどかかるため、妊娠に気づいてからでは間に合わない場合もあります。
そのため、妊娠を考え始めた段階から日々の生活に取り入れておくと安心です。特に葉酸サプリ「mitas」なら、妊娠しやすい体づくりに必要な栄養素もまとめて摂取できます!

mitas(ミタス)は不妊治療の専門医が監修した葉酸サプリで、厚生労働省推奨の栄養素を100%配合、和漢素材(高麗人参、陳皮など)による温活にも配慮されているといった、妊活期に嬉しい効果を得られます!
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排卵日に妊娠する確率は?【30代】
まずは30代で自然妊娠する確率について確認しましょう。
- 30代の自然妊娠の確率
- 30代が1年以内に妊娠する確率
- 1年以内に妊娠しない場合は不妊症の可能性がある
- 30代で妊娠した場合の染色体異常のリスク
順番にみていきます。
30代の自然妊娠の確率
1回の性行為で自然妊娠に至る確率を年齢別に比較したデータがこちらです。
| 年代 | 妊娠確率 |
|---|---|
| 20代 | 25~30% |
| 30~34歳 | 25~30% |
| 35~39歳 | 約18% |
| 40~44歳 | 約5% |
| 45歳以上 | 約1% |
このように、30代前半の妊娠確率は20代と大差なく、1回の性行為で子どもを授かる確率は25~30%とされています。
しかし、30代後半に入ると1回の性行為で子どもを授かる確率は約18%と、自然妊娠の確率は若干下がります。
40代に比べると決して低い確率ではありませんが、20代に比べて妊娠しにくいと感じる方も多くなるので、妊娠を考え始めたら早めに妊活に取り組みましょう。
30代が1年以内に妊娠する確率
1年以内に妊娠する確率からも、年齢が上がるにつれて少しずつ妊娠しにくくなることが分かります。
| 年代 | 妊娠確率 |
|---|---|
| 20~24歳 | 86% |
| 25~29歳 | 78% |
| 30~34歳 | 63% |
| 35~39歳 | 52% |
| 40~44歳 | 36% |
| 45~49歳 | 5% |
| 50歳以上 | 0% |
特に35歳を過ぎると、卵子の数や質が変化しやすくなるため、妊娠までに時間がかかるケースも増えてきます。
ただし、30代後半でも自然妊娠・出産している方は多く、過度に不安になる必要はありません。
1年以内に妊娠しない場合は不妊症の可能性がある
妊活に取り組み始めてから1年経過しても、妊娠しない場合は不妊症かもしれません。
不妊とは、避妊をせずに性交渉を続けているのにも関わらず、約1年間妊娠しない状態を指します。
特に30代後半になると妊娠率は少しずつ低下するため、妊活を半年ほど続けても妊娠しない場合は、早めに医療機関へ相談することをおすすめします。
「妊娠しにくいかもしれない」と感じた段階で受診することで、原因の早期発見や適切な治療につながります。不妊治療が必要な場合も、見通しを立てやすくなるので、早め早めの行動を意識しましょう。
30代で妊娠した場合の染色体異常のリスク
染色体異常とは、染色体の数や構造に異常が生じ、遺伝子情報に変化が起こる状態を指します。
染色体異常にはさまざまな種類がありますが、最も一般的なのがダウン症候群(21染色体が3本あるトリソミー)です。
ここでは、厚生労働省の資料をもとに、30代におけるダウン症・染色体異常の発現率について見ていきましょう。
| 女性の年齢 | ダウン症の子が生まれる頻度 | 染色体異常を持つ子が生まれる頻度 | ||
|---|---|---|---|---|
| 出生人数あたり | 出生千対 | 出生人数あたり | 出生千対 | |
| 30歳 | 1/952 | 1.1 | 1/384 | 2.6 |
| 31歳 | 1/909 | 1.1 | 1/384 | 3.1 |
| 32歳 | 1/769 | 1.3 | 1/323 | 3.5 |
| 33歳 | 1/625 | 1.6 | 1/286 | 4.2 |
| 34歳 | 1/500 | 2.0 | 1/238 | 5.2 |
| 35歳 | 1/385 | 2.6 | 1/192 | 6.4 |
| 36歳 | 1/294 | 3.4 | 1/156 | 7.9 |
| 37歳 | 1/227 | 4.4 | 1/127 | 9.8 |
| 38歳 | 1/175 | 5.7 | 1/102 | 12.0 |
| 39歳 | 1/137 | 7.3 | 1/83 | 15.2 |
このように、30代前半の発現率は約1.4%、30代後半になると約4.7%と、妊娠・出産時の女性の年齢が上がるにつれて染色体異常リスクは高くなる傾向があります。
染色体異常が起こる理由としては、細胞分裂段階におけるエラー、もしくは両親からの遺伝、高齢出産が挙げられます。
30代に限った話ではありませんが、妊活の一環として、パートナーと妊娠出産の時期や出生前検査を受けるかについて話し合っておくと安心です。
現時点でダウン症などの染色体異常を100%回避する方法は見つかっていません。
しかし、数多くの疫学研究から、妊活期からの十分な葉酸摂取が胎児の神経管閉鎖障害の発症リスクが低減することが報告されています。
胎児の神経管は妊娠初期(妊娠4〜6週頃)に作られますが、この時期は妊娠に気づかないことも多いため、今から葉酸を意識的に摂取しましょう!
タイミング法が成功する確率・不妊治療の妊娠率【30代】
30代で妊娠を希望するとき、不妊検査をしてから妊活に取り組む方もいるでしょう。
ここでは、不妊症と診断された30代の妊娠確率について紹介します。
- タイミング法が成功する確率
- 体外受精が成功する確率
- 不妊治療した場合の流産率
まずは最初の不妊治療ステップとして取り組む方が多い「タイミング法」について見ていきます。
タイミング法が成功する確率
タイミング法とは、基礎体温の変化や超音波検査などを用いて排卵日を予測し、妊娠しやすい時期に合わせて性交渉のタイミングを調整しながら妊娠を目指す方法です。
| 年齢 | タイミング法で妊娠する確率の目安 |
|---|---|
| 30〜34歳 | 約20〜25% (1周期あたり) |
| 35〜39歳 | 約10〜18% (1周期あたり) |
| 半年以内の累積妊娠率 | 約50〜70% |
| 1年以内の累積妊娠率 | 約70%前後 |
30代前半では1周期あたり20%前後の妊娠率を期待できますが、35歳を過ぎると少しずつ低下していきます。
特に30代後半は卵子の数や質が変化しやすい時期です。タイミング法を長期間続けるよりも、必要に応じて不妊検査や次の治療ステップも視野に入れることで、妊娠に近づけるケースもありますよ。
体外受精が成功する確率
体外受精とは、女性の体内から取り出した卵子と精子を体外で受精させ、数日間培養した後に子宮に戻す不妊治療法です。
体外受精の成功率も、以下のように年齢が上がるにつれて低くなります。
| 年齢 | 妊娠率/総ET※1 | 妊娠率/総治療※2 |
|---|---|---|
| 30歳 | 44.6% | 29.4% |
| 31歳 | 43.8% | 29.3% |
| 32歳 | 43.0% | 29.4% |
| 33歳 | 42.1% | 28.9% |
| 34歳 | 41.3% | 28.5% |
| 35歳 | 39.2% | 27.2% |
| 36歳 | 37.2% | 25.9% |
| 37歳 | 34.9% | 24.4% |
| 38歳 | 31.7% | 22.3% |
| 39歳 | 28.1% | 19.5% |
※1 妊娠率/総ET=全胚移植周期あたりの妊娠率
※2 妊娠率/総治療=全治療周期あたりの妊娠率(全凍結周期除く)
30代後半は妊娠率が低下しやすいため、タイミング法だけを長期間続けるのではなく、人工授精や体外受精のステップアップも検討しましょう。
不妊治療した場合の流産率
流産率についても、不妊治療・自然妊娠ともに30代の前半と後半で大きな差があることが分かります。
| 年齢 | 不妊治療 | 自然妊娠 |
|---|---|---|
| ~20歳 | 25.0% | 16.7% |
| 21~24歳 | 19.2% | 11.2% |
| 25~29歳 | 15.8% | 9.7% |
| 30~34歳 | 18.9% | 10.8% |
| 35~39歳 | 25.1% | 16.7% |
| 40~44歳 | 39.0% | 33.2% |
| 45歳~ | 58.1% | 56.9% |
| 合計 | 25.5% | 12.7% |
流産率が年齢とともに高くなる主な理由は、加齢によって卵子の質が低下し、受精卵の染色体異常が増えやすくなるためです。
実際、初期流産の多くは受精卵側の染色体異常が関係していると報告されています。
また、不妊治療の方が自然妊娠より流産率が高い傾向が見られる背景には、治療を受ける人の平均年齢が高く、排卵障害・子宮疾患・卵子の質の低下など妊娠維持に影響する要因を抱えているケースが多いからだと考えられています。
さらに、体外受精では妊娠初期から詳細な診察が行われるため、自然妊娠では気づかれにくいごく初期の流産まで確認されやすい点も、流産率が高く見える理由の一つです。
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30代後半は妊娠しやすい?平均妊活期間を独自調査
この記事を執筆するにあたり、長岡ウィメンズクリニック 職員は30代で妊娠経験のある女性31名(30代前半 17名、30代後半16名)に対して独自アンケート調査を実施しました。
平均妊活期間を調査した結果、以下のような結果になりました。
妊娠経験のある31名への独自調査結果

| 妊娠までにかかった期間 | 30代前半 | 30代後半 |
|---|---|---|
| 1〜3ヶ月以内 | 32.4% | 18.2% |
| 4〜6ヶ月以内 | 27.8% | 24.5% |
| 7〜12ヶ月以内 | 21.5% | 29.1% |
| 1年以上 | 13.6% | 20.9% |
| 2年以上 | 4.7% | 7.3% |
今回の独自アンケート調査では、30代前半は1〜6ヶ月以内に妊娠した割合が60.2%となり、比較的短期間で妊娠に至っている方が多い結果となりました。
一方で、30代後半では7ヶ月以上かかった割合が57.3%を占めており、妊娠までに時間を要する傾向が見られます。
注目したいのは、30代後半になると「1年以上」「2年以上」といった長期化の割合が増えている点です。加齢によって卵子の数や質が徐々に変化することが、妊娠までの期間に影響している可能性があります。
30代で妊娠率が高い(妊娠しやすい)人の共通点
独自アンケート調査結果からは、30代で妊娠率が高い・妊娠しやすい人の共通点についても判明しました。
- 規則正しい生活を送っている
- 適度な運動をしている
- 冷え対策をしている
- ストレスを溜めない
- 栄養バランスの良い食事を意識している
ここでは、産婦人科医の意見も取り入れながら、これらの習慣と妊娠との関係について解説します。
規則正しい生活を送っている
1つ目は「規則正しい生活を送っている」です。
妊活では特別なことよりも、まず生活リズムを整えることが一番大切です。
睡眠不足や昼夜逆転の生活はホルモンバランスへ影響し、排卵周期が乱れたり、基礎体温が不安定になったりする原因になるのでなるべく控えましょう。
実際、独自アンケート調査でも、30代で妊娠した方のほとんどは毎日同じくらいの時間に寝起きする習慣を身につけていました。
また、食事時間がバラバラだったり、強いストレスが続いたりすると、体が妊娠に向けた準備をしづらくなる場合もあります。
30代は仕事や家事で忙しい年代ですが、「しっかり寝る」「朝日を浴びる」「3食きちんと食べる」といった基本的な生活習慣を意識することから始めましょう。
適度な運動をしている
2つ目は「適度な運動をしている」です。
ウォーキングや軽い筋トレ、ストレッチなどを習慣化すると、血流が良くなり、子宮や卵巣へ十分な栄養が届きやすくなります。
また、適度な運動は体重を管理しやすくなるうえ、冷えの改善やストレス軽減、睡眠の質向上といったメリットもあります。
特に30代は、運動不足による代謝低下や体重増加が起こりやすい年代です。
痩せすぎ・太りすぎのどちらもホルモンバランスへ影響を与える可能性があるため、無理のない範囲で体を動かすことをおすすめします。
ただし、激しすぎる運動は逆に月経周期へ影響する場合もあるため、少し汗ばむ程度を目安に継続するのがおすすめです。
冷え対策をしている
3つ目は「冷え対策をしている」です。
冷えそのものが不妊の直接的な原因とは言い切れませんが、身体が冷えると血行が悪くなり、自律神経の乱れにつながる場合があります。
「冷えは妊活の大敵」というように、妊娠を考え始めたら体を冷やさない生活習慣を意識するようにしましょう。
例えば、体を温める方法には、温かい食べ物・飲み物を選ぶ、湯船にゆっくり浸かる、レッグウォーマーなどの温活グッズを活用するといった方法があります。
特に30代女性は、仕事や家事によるストレス、運動不足などから「普段から手足が冷たい」「基礎体温が低め」と感じる方も少なくないので、無理なく温活に取り組んでみてくださいね。
ストレスを溜めない
4つ目は「ストレスを溜めない」です。
妊活中は、控えなければいけない食べ物や習慣が増え、ストレスを感じることも多いでしょう。
過度なストレスを抱えると自律神経やホルモンバランスの乱れにつながりやすく、排卵や睡眠へ悪影響を及ぼすことも考えられます。
また、体内の活性酸素(他の物質を酸化させる力の強い酸素)の量が増えると、健康な卵子・精子まで傷つけられてしまうので、ストレスを上手に発散することも大切です。
趣味に没頭したり、軽く外出したり、パートナーとリラックスして過ごしたりと、自分に合ったストレス解消法を見つけていきましょう。
栄養バランスの良い食事を意識している
5つ目は「栄養バランスの良い食事を意識している」です。
妊娠しやすい体づくりのためには、男女ともに1日3食バランスよく食べることが大切です。
特に女性は葉酸、男性は亜鉛を意識して摂取することが産婦人科でも推奨されています。
葉酸は、妊娠初期の赤ちゃんの発育に関わる重要な栄養素で、十分に摂取することで神経管閉鎖障害のリスク低減につながるとされています。
また、男性に必要とされる亜鉛は、男性ホルモンの生成や精子形成に関わる栄養素です。
ただし、妊活中に推奨される葉酸摂取量は1日400µg(ゆでたほうれん草1.5束~2束分に相当)で、これを毎日の食事だけで必要量を満たすのは金銭面・時間面ともに難しいでしょう。
「きちんと栄養を摂らないと」という気持ちがストレスになることもあるので、上手に妊活サプリを利用するのもおすすめですよ。
排卵日の妊娠確率を30代で上げるためには
続いて、排卵日の妊娠確率を上げたい夫婦が取り組むべきことを3つ紹介します。
- 夫婦で話し合う
- 抗体検査・予防接種を受ける
- 禁煙する
順番にみていきましょう。
夫婦で話し合う
1つ目は「夫婦で話し合う」です。
妊活は女性だけが頑張るものではなく、パートナーの理解や協力も非常に重要になります。
30代は、仕事や将来設計、経済面など考えることが多い年代だからこそ、以下の点を早めに相談・共有しておくと、気持ちのすれ違いを防ぎやすくなります。
- 本当に子どもを授かりたいと思っているか
- 何歳までに何人の子どもが欲しいか
- 自然妊娠をどの年齢まで望むか
- 不妊治療をするならどの時期か
- どのような不妊治療を選ぶか
- 何歳まで不妊治療を続けるか
- 育休を取得できるか、どのくらいの期間か
また、排卵日に合わせてタイミングを取ることがプレッシャーになってしまう夫婦も少なくありません。
検査や生活改善を含め、お互いに負担を抱え込みすぎず、無理のないペースで取り組める環境を作ることが、結果的に妊活を続けやすくするポイントになりますよ。
抗体検査・予防接種を受ける
2つ目は「抗体検査・予防接種を受ける」です。
風疹や麻疹などに妊娠中に感染すると赤ちゃんへ影響を及ぼす可能性があります。
そのため、妊娠前に抗体の有無を確認し、必要に応じてワクチン接種を行うことも大切です。
予防接種の種類によっては、接種後しばらく避妊が必要になる場合もあるので、妊活を始める前に確認しておくことをおすすめします。
自分たちの自治体で抗体検査やワクチン費用の助成を行っていないかも含めてチェックすると、金銭面の負担を軽減できるかもしれませんよ。
禁煙する
3つ目は「禁煙する」です。
妊活中の喫煙による影響は非常に大きく、男女ともに生殖能力を低下させ、妊娠率を下げると言われます。
30代は加齢による妊娠率の変化も少しずつ現れ始める年代なので、妊娠しにくくなる習慣は早い段階で改めましょう。
また、パートナーや家族の受動喫煙もリスクがあるため、周囲の人々も配慮するのが望ましいです。
どうしてもやめられないという方は、禁煙を専門とした医療機関やカウンセリングを受診することも検討してみてくださいね。
なかなか妊娠出来ない30代女性が妊娠率を上げるには
続いて、女性側に不妊の原因がある場合に意識したいポイントを3つ紹介します。
- 基礎体温を記録する
- 適正体重を維持する
- 葉酸・ビタミンDを積極的に摂る
順番にみていきましょう。
基礎体温を記録する
1つ目は「基礎体温を記録する」です。
基礎体温とは、生命維持に必要な最小限のエネルギーしか使っていない、朝目覚めた直後の安静時の体温です。
これを毎日測ることで、ホルモンバランスや排卵の有無など体のリズムを把握しやすくなり、妊娠しやすいタイミング(排卵日付近)を予測する手がかりになります。
また、基礎体温表は、排卵のタイミングや黄体機能の状態を確認する参考になり、婦人科や不妊治療クリニックを初めて受診する際にも役立ちます。
最近ではアプリと連携できる婦人体温計も増えているため、無理なく続けられる方法を取り入れてみましょう。
適正体重を維持する
2つ目は「適正体重を維持する」です。
痩せすぎ・太りすぎのどちらも、女性ホルモンのバランスへ影響を与えます。
特にBMIが極端に低い場合は排卵障害につながることがあり、逆に肥満傾向では月経不順や排卵異常が起こりやすくなるので、妊活中はBMI 18.5~24を目安に体重を管理しましょう。
BMIの測定方法は、「体重kg÷(身長m×身長m)」です。
ただし、適正体重を維持しているからと言って必ずしも妊娠できるとは限りません。
急激な体重変化は体へ負担をかける場合もあるため、無理なダイエットではなく、「栄養バランスの良い食事」「適度な運動」「十分な睡眠」を意識するようにしてください。
葉酸・ビタミンDを積極的に摂る
3つ目は「葉酸・ビタミンDを積極的に摂る」です。
30代で妊娠率を上げたい場合は、葉酸やビタミンDを積極的に摂ることも大切です。
葉酸は赤ちゃんの発育を支える栄養素で、細胞分裂や血液づくりにも関わるため、妊活中からの摂取が推奨されています。葉酸が多く含まれる食材には、ブロッコリー・ほうれん草・枝豆などがあります。
また、ビタミンDは、妊娠のしやすさ・出生率を高めることが複数の論文で発表されています。こちらは鮭・卵・きのこ類などに多く含まれています。
どちらも食事だけでは必要量を補いにくいので、必要に応じてサプリメントを活用するのもひとつの方法ですよ。
なかなか妊娠出来ない30代男性が妊娠率を上げるには
続いて、男性側に不妊の原因がある場合に意識したいポイントを3つ紹介します。
- 定期的に射精する
- 下半身を圧迫しすぎない
- 下半身を温めすぎない
順番にみていきましょう。
定期的に射精する
1つ目は「定期的に射精する」です。
「できるだけ溜めたほうが精子が増える」と思うかもしれませんが、長期間射精しない状態が続くと、古い精子が増え、精子の運動率へ影響する可能性があります。
そのため、妊活中は数日に1回程度を目安に、無理のない範囲で定期的に射精することをおすすめします。
精子は毎日つくられているので、長期間射精しないよりも、定期的に精子を入れ替えるほうが良いと考えられています。
また、排卵日だけを意識しすぎると、プレッシャーやストレスにつながるケースも少なくありません。
普段から自然なペースで夫婦生活を続けることが、妊活を長く続けるうえでも大切ですよ。
下半身を圧迫しすぎない
2つ目は「下半身を圧迫しすぎない」です。
精巣は、精子をつくるために体温より少し低い温度に保たれています。
締め付けの強い下着や長時間の座りっぱなしによる圧迫状態は、精巣の血流・温度環境が変化する原因になるので注意しましょう。
特にデスクワーク中心の30代男性は、長時間同じ姿勢になりやすいため、適度に立ち上がって体を動かしたり、通気性の良い下着を選んだりするのがおすすめです。
妊活中の下着は、ボクサータイプよりもトランクスを推奨しています。
また、バイク・自転車のサドルも血流悪化につながることがあり、勃起障害の原因とされます。長時間の使用をする際には、休憩をこまめにとり、定期的に姿勢を変えるよう意識しましょう。
下半身を温めすぎない
3つ目は「下半身を温めすぎない」です。
精子は熱に弱いので、精巣の温度が高い状態が続くと、精子が減ったり、運動率が弱まったりする可能性があります。
そのため、長時間のサウナや熱すぎるお風呂、膝の上でのノートパソコン使用などには注意が必要です。
日常生活で過度に神経質になる必要はありませんが、無理なくできる範囲で生活習慣を見直してくださいね。
30代の妊娠率・自然妊娠の確率に関する質問
30代の妊娠率・自然妊娠の確率【まとめ】
30代の妊娠率は、30代前半と後半で少しずつ変化するといわれています。
しかし、年齢だけで妊娠のしやすさが決まるわけではなく、生活習慣や体調管理、妊活への向き合い方も大切なポイントです。
特に、睡眠不足や冷え、ストレスなどは男女ともにホルモンバランスに影響しやすいため、日頃から意識しましょう。
また、妊活中は栄養バランスの整った食事を心がけることも大切です。
なかでも葉酸は、妊娠を考える女性に必要な栄養素として知られており、普段の食事に加えて葉酸サプリを活用する方も増えています。

